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A型肝炎ワクチン

A型肝炎ワクチンとは

A型肝炎ウイルスによる急性ウイルス性肝炎を予防するためのワクチンです。

A型肝炎とは

A型肝炎はA型肝炎ウイルスによる一過性の感染症です。
糞便から排泄されたウイルスが人の手を介して、水や氷・野菜や果物・魚介類を経て口に入ることで感染します。また、性交渉時に感染することもあります。

ウイルスに感染し、2~7週間の潜伏期間の後に、急な発熱・全身のだるさ・食欲不振・吐き気や嘔吐が見られ、数日後には黄疸(皮膚や目の白い部分が黄色くなること)が現れます。
潜伏期間が長いので、感染機会は前回の旅行時であったということもあります。

成人は小児よりも所見や症状が現れやすく、高齢者では重症度と死亡率が高くなります。
症状の発現前と症状の消失後にも、数週間はウイルスを排泄しますので、他人に感染させないように注意しましょう。
特に旅行等で一部の地域(東南アジア・中東・アフリカ大陸・南アメリカ大陸等)へ行かれる場合に気を付ける必要があります。

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